【不妊治療】3回目の移植のふりかえり

不妊治療を始めてから、ブログにそのことを綴ってきましたが、

”体外受精の2回目の移植が陰性だった”というところまでで

更新が止まっていました。

その後、3回目の移植についてふりかえりのブログです!

さち
さち

現在不妊治療中の方や、不妊治療について興味がある方の参考になれば嬉しいです

移植3回目に挑戦

移植2回の陰性が続いたあと、12月に3回目の移植をしました。

今度こそは・・・!という期待を胸に挑みました。

移植後のうまくいくジンクスというようなものが噂になっていて、

  • マックのポテトを食べる
  • 渡蟹のパスタを食べる
  • パイナップルを食べる
  • トツキトオカのアプリをダウンロードする

など、調べたら色々あったのですが、

3回目の移植は何もせずに過ごすことに決めました。

過去2回の移植後はそういったジンクスを実行していたものの陰性だったので、

”やっても意味ないのかも”という思いで

3回目は何もせずに過ごしました。

フライング検査(病院での判定日の前に、自宅で妊娠検査薬を使って妊娠しているか調べること)も、

3回目はやりませんでした。

1回目と2回目はやったのですが、何も反応が出ていない真っ白な結果を見るのがもう怖くて怖くてたまらなくて、

妊娠検査薬を使う勇気が出ませんでした。

病院での判定日で初めての陽性!

移植してから9日後の判定日の受診日まで、本当に時間が長く感じます。

先生からは毎回、移植後も普段通りの生活でいいと言われますが、

身体は冷やさないようには気をつけていました。

病院では血液検査をして、hcgという数値の結果で妊娠しているかどうかの判定をしてもらいます。

血液検査をしてから、診察室に自分が呼ばれるまでの間は、

もう心臓がもたないのではないかという緊張でいっぱいの時間。

私の診察券番号が電光掲示板で呼び出され、いよいよ診察室へ。

”もう結果は出てるんだなぁ”と、

陽性でも陰性でも、どちらの結果でも冷静に受け止められるように

自分の中でイメージしながら診察室に向かいました。

先生が血液検査の結果の紙を私に見せるなり、

「妊娠しています。おめでとうございます。しっかり数値が出ていますね。」

とおっしゃって、

その瞬間、感動と嬉しさの感情がこみ上げてきて、それは夢のようでした!

でも、、、

診察が終わって、hcgの値をしっかりみてから

だんだんと不安がこみ上げてきました。

数値は83.7。。。

あれ?これって低いんじゃない?

YouTubeでたくさんの不妊治療されてる方の動画をみてきたけど、

数値が100未満ってどうなの?

妊娠継続はきびしい・・・?

先生には”しっかり数値出てます”と言われたけど。。。

さち
さち

それからまたYouTubeでたくさんの方の妊娠判定日の動画を見あさって、検索魔の日々が続きました

5週4日胎嚢確認日

5週4日にあたる日に夫も一緒に病院に行きました。

無事に胎嚢が見えるのだろうか?ドキドキの日です。

内診でみてもらったところ、小さな袋が見えました。

ちゃんと胎嚢がある!!!

大きさは、5.4mm。「卵黄嚢も見えるから安心ですね」と先生。

その後診察室で先生とお話。

胎嚢のエコー写真ももらって、夫が「今のところ順調ですか?」と聞くと、

「順調です」と言われたので、少し安心するものの、

病院を出てから私はまた検索魔になりました。

5週4日で胎嚢が5.4ミリってどうなの?

小さい気がする!!!

これは本当に順調なのか?

すぐに私が必死に調べて余計に不安になっているので、

もう調べちゃダメ!と夫に止められました。

6週4日 診察日

胎嚢は大きくなっているだろうか、

心拍は確認できるのだろうか、、、

不安がいっぱいの中で、病院に向かいました。

内診でみてもらうと、胎嚢は9.3mm。

心拍は確認できませんでした。

診察室に呼ばれていくと、前回は男性の院長先生でしたが、今回は女性の先生でした。

先生から”まだ赤ちゃんが見えない。週数にしては胎嚢が小さいので、1週間後に成長確認をして、

場合によっては手術の可能性もある”

ということを告げられました。

心配していたことになるかもしれない現実を突きつけられ、

その後待合室でお会計を待っている時に、

涙が溢れて止まりませんでした。

周りに他の患者さんがたくさんいるのに。

声を押し殺して泣くことはできても、鼻水も出てきてしまって鼻をすすってしまうので、

周りの人に泣いていることがバレバレ。

今から思うとすごく恥ずかしいのですが、その時は涙が止まりませんでした。

一緒にいた夫は、「まだわからないじゃん」と励ましてくれましたが、そんな声も耳に入りませんでした。

7週4日 診察日

祈る思いで受診した日。

内診でみてもらうと、胎嚢は12.9mm。

やっぱり赤ちゃんは見えませんでした。

1週間以内にもう一度エコーで確認してから、手術の計画を立てましょう、と先生。

この日は先生の前で泣いてしまいました。

私は、

今回はもうダメなんだなと

半ば諦めモードに入りました。。。

8週1日 流産手術

その後、仕事の関係で7週6日に次の受診をし、胎嚢は9.8mmでした。

前回よりも胎嚢が小さくなってる。。。

もう私も決心がつきました。

流産手術の日が8週1日の日に決まり、

その日に手術を受けました。

手術前、ベッドで看護師さんに点滴をしてもらって、

手術に呼ばれるのを待っている間、

涙があふれて止まりませんでした。

  • どうして私は妊娠できないんだろう?
  • どうして赤ちゃんは育たなかったんだろう?
  • いいグレードの卵だったのに。
  • 私はいつになったら妊娠できるの?
  • このままずっと子どものいない人生なのかな。

私に子どもができたら絶対に喜んでくれるであろう周りの人を思い浮かべながら、

なかなか子どもを授かれない自分に悲しくなっていました。

手術後は気持ちを切り替えて前向きに!

手術が無事終わり、診察室で先生とお話。

先生から、「赤ちゃん見ますか?」と言われ、

え?見れるの?もちろん見たい!!!と思い、

見せてもらいました。

(赤ちゃん見えませんね、と今までずっと言われていたので、赤ちゃんというより、胎嚢なのかな?と今は思っています)

見せてもらったのは、

プラスチックの透明のケースの中に

茶色い液体が入っていて、その中に浮かぶ、フワッと白く濁った塊でした。

これが赤ちゃん?と信じられない気持ちでしたが、

会えた(見れた?)ことがとても嬉しくて、写真も撮らせてもらいました。

ここまで成長してくれてありがとう。

着床してくれて、胎嚢も見せてくれて、

エコー写真をもらえる喜びを味わわせてくれてありがとう。

”妊娠できる身体だよ”と教えてくれた赤ちゃん、

本当にありがとう。

順調に育っていれば、出産予定日は9月5日でした。

あなたのことは一生忘れないよ!

本当にありがとう!

4回目の移植については、次のブログに書こうと思います。

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