「着物を着て出かけること」は私の趣味なのですが、
今まで、着物好きな友達や、母親と、着物でたくさん出かけてきました。
そこで今回は、私が思う着物の魅力についてお伝えいたします!
ほんの少しでも、着物に興味を持つきっかけになると嬉しいです。
着物は世代を越えて愛される

私は成人式で、母の振袖を着ました。
私はその振袖を、友達の結婚式、大学の時所属していた茶道部のお茶会、
習っていた着付け教室の行事など、
何度も何度も着ました。
また、私だけではなく、叔母自身の成人式や結婚式、
従姉妹や妹の成人式など、世代を超えてたくさんの人が
袖を通していて、着物は喜んでいるに間違いないと
私は思っています。
今でも、私の祖母世代の知り合いの方が、もう着なくなった、ご自身の大切な着物を
くださることがあり、
このように一つの時代で着なくなるということがないのが、
着物の魅力の一つだと思います。
着物を着ると、姿勢が良くなる
着物を着付け終えた瞬間、ピシッと姿勢が良くなっていることに
気づいたことがある方も多いのではないでしょうか?
これは、帯をギュッとしめていることで、
自然に背筋が伸びるからだと思います。
さらに嬉しいことに、着物を着ているだけで
所作がぐんと女性らしくなるんです!
それはきっと、「誰かから見られている」という意識が強まるので
丁寧に動くようになったり、
そもそも着物を着た状態で
だら〜とした動きになりにくいからだと思います。
そうすると自然に、いつもより品のある言葉使いになったりして、
気づかぬうちに女性らしさが増しているんです。
着物好きな方が声をかけてくれる
「素敵ですね」「よくお似合いですね」。
着物に詳しい方や、昔よく着ていた方などに、そう声をかけてもらえることが多いです。
そこから話が発展していって、
- 帯の結び方
- 帯揚げや帯締めのコーディネート
- おしゃれな半襟の話
など、盛り上がっていくことがあります。
コロナが流行る前は、観光地にたくさんの外国人の方がいたので、
京都に出かけた際に、一緒に写真を撮ってほしいと声をかけられたこともありました。
自分が着物でいることで、声をかけてもらえると嬉しいので、
私自身も着物を着た方に出会ったら、話しかけてみようと思うのですが、
なかなかそんな勇気が出ずに
あの帯結び、どうやって結んでるんだろう?
髪型もバッチリまとめてあって、素敵だなぁ、と
遠くから見ていることが多いです。
一方で私の母親は、初対面の方にもすぐに声をかけていけるタイプなので、
一緒にいるとヒヤヒヤしてしまうこともあるのですが、
母親のそういうところはすごいなといつも思います。
きっと着物を着ている方は、着物と帯はどれを合わせようかとか、
カバンはあれにしよう、髪型はこうしよう、と前日からたくさん考えて
決めたのだろうと思うので、そういう話ができる友達が増えたら
嬉しいなと思います。
着物を着てどこに行ってもいい
最後は、着物の魅力というよりは、私の一番お伝えしたいことについてです。
「着物を来ても、出かけていく場所がない」と思う方が
たくさんいらっしゃると思いますが、
どこか特別なところに行かなくても、
普段の生活の中で着物を着るのもありですよ!ということです。
どこかにカフェに行くのでも、ランチに行くのでも、買い物に行くのでも、
どこかに行かなくても家の中にいる時にでも、
どんな時でも着物を楽しむことができます。
着物を着るだけで、なぜかその日が特別な日になるんです。
いつもと同じ景色が違って見えたり、
いつもより写真をたくさん撮ったり、という感じです。
普通の日なのに、着物を着たというだけで、
テンションが上がってSNSに写真を投稿したりしてしまうのも、
着物が持つ魅力なのだと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。